組子細工

組子細工とは

組子細工とは、釘を使わずに木を幾何学的な文様に組み付ける木工技術のことをいいます。
 細くひき割った木に溝・穴・ホゾ加工を施しカンナやノコギリ、ノミ等で調節しながら1本1本組付けする繊細な技術です。
 格子状に組みつけた桟の中に「葉っぱ」と呼ばれる小さな木の部品を様々な形にはめ込むことで幾何学模様を表現します。


組子細工展示台(9柄)

枡組+ツノ麻菱柄


枡組+ゴマ菱柄


枡組+柄柄


菱組+三ツ組柄


菱組+りんどう柄


枡組+枡柄


菱組+ゴマ柄


組子作品第4弾 「写真立て」

左の組子柄及び写真左の組子柄=ツノ麻柄
写真右の組子柄=麻の葉柄


組子治具その3

組子の両端の角度を切り込む治具その3
この治具はテーブルソーで切り込みます
切り込む角度=60.0度、45.0度
       30.0度、22.5度


NC工作(表札)と組子細工のコラボ作品

🚩NC工作とは
(1)Jr_cad&JR_CAD でNCVCに渡す
  加工プログラム(Gコード生成)
  を「CAMレーヤで作図」
(2)NCVC で「加工条件の設定」及び
  「Gコードの生成」を行う
(3)Candle で加工プログラム(Gコード
  生成)をマシン切削制御機(CNC30
  18ルーターマシン)により彫刻を行う

⭐CNC3018ルーターマシンで作成した
  表札を組子細工にはめ込んだ作品。

組子細工

組子細工とは、釘を使わずに木を幾何学的な文様に組み付ける木工技術のことをいいます。
 細くひき割った木に溝・穴・ホゾ加工を施しカンナやノコギリ、ノミ等で調節しながら1本1本組付けする繊細な技術です。
 格子状に組みつけた桟の中に「葉っぱ」と呼ばれる小さな木の部品を様々な形にはめ込むことで幾何学模様を表現します。
左記画像は、ツノ麻柄


組子細工始めました

①組子細工とは、組子細工の作り方、組子
 細工の模様」等をネットで検索
②組子細工に必要な機械&道具の検討
  機械・・・ 卓上マルノコ+溝切りカッ
       ターに決定
  道具・・・6種類の角度を製作する治具
       を作成
③組子の基本である地組を作成(左記)


組子細工 治具

組子の両端の角度を切り込む治具を自作
この治具はノミ又は彫刻刀で切り込みます
切り込む角度=60.0度、45.0度
       30.0度、22.5度
       67.5度、56.25度


組子 1作目「ツノ麻柄」

四角形4個の地組=枡組
ツノ麻柄は、組子細工の模様の一つで、
通常の麻の葉の模様を派生させたものです
この模様は雪の結晶のような形状をしており、麻の葉の模様の魔除けや子供の成長を
願う意味を引き継ぎつつ、その美しさと
可愛らしさを加えたものと言えます。


組子 2作目「麻の葉柄」

三角形6個の地組=菱組
麻の葉柄は、大麻の葉をあしらった図柄。麻柄ともいう、日本の伝統的な文様。基本的な形は正六角形で幾何学的な形で、葉の形に似せるなど様々な種類がある。


組子 ツノ麻柄用 治具

組子の両端の角度を切り込む治具(自作)
この治具はベルトディスクサンダーで角度切りします
切り込む角度=82.5度、45.0度
       30.0度、22.5度


組子 麻の葉柄用 治具


組子細工完成品1

左:ツノ麻柄の組子
右:麻の葉柄の組子

木材材質:内側=ケヤキ、外枠:ブビンガ